2013年1月31日木曜日

iPhoneと指紋認証 2

前回の続きからです


2.スマホに最適な生体認証はなにか
続いて指紋認証以外についても考えてみます
候補は
・虹彩
・静脈
・声紋
あたりでしょうか

ではまず、虹彩です
リンク先の記事には虹彩認証についても導入の可能性があると書いてありましたが、
メリットデメリットは以下の通りです
■メリット
・指紋認証より偽装されにくい
・盗まれる事がほぼ無い
・類似する事がほぼ無く誤認がほぼ無い
・非接触で利用できる
■デメリット
・一点を見つめないといけない
・指紋ほどではないにしろそれなりの画質が無いと識別出来ない

指紋認証が、指を当てるだけなのに対して若干使いづらくはなりますが
それでも安全性の面では優れていますし、誤認検知も非常に少ないです

続いて静脈認証です
■メリット
・体内の器官のため、盗まれにくい
・目に見えないため、偽造されにくい
・非接触で利用できる
■デメリット
・赤外線を使うため特殊な装置が必要

静脈認証はデバイス面での問題がありますが、小型のポータブル静脈認証機もあるため、スマホに組み込む事も可能かと思います
静脈認証を採用している金融機関などもあるため、それらとスマホが連携できるなら
新しいビジネスなどに繋がりそうですね

最後に声紋です
■メリット
・手で触れなくても利用できる
■デメリット
・ノイズに弱い
・声紋が似ていたりするなどで誤認が多い
・経年変化がある

声紋には課題が多くあります
しかし、手で触れていなくても利用できる点は大いに活用できます
Siriなどで更に本人認証ができたり、複数人数を認識して会話ができると面白いですね


取り上げた3つの生体認証についてメリットデメリットを挙げてみました
それぞれ指紋とは違ったものを持っていて、声紋以外は甲乙つけがたいと思います

結果、最適な生体認証はこれらを複数組み合わせた形のように思えます
指紋と静脈では、同じ部位を使うので効率がいい反面、両方使用する意味があるのかが疑問になります
前記事のリンク先のiPhoneのように、指紋と虹彩などは組み合わせとしてちょうどいいようにも思います


ということで、スマホに最適な生体認証は指紋と虹彩が今のところ有力ではないかと私は考えます


3についてはまた次回!

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